姫路在住プロ家庭教師のひとり言

中学受験、高校受験など、受験を迎えられる親御さんの気持ちに寄り添ったプロ家庭教師のブログです。 指導エリアは姫路市、たつの市、高砂市ほか周辺地域で、土日の授業や定期考査前だけ数回の授業も応じます。関心をお持ちの親御さんは気軽にご相談ください。 ※ここ以外では一切ブログを書いておりません。

【プロフィール】
複数の学習塾で計18年間指導。家庭教師に転身してからも11年が過ぎました。
常に謙虚で前向きに!最高の指導を目指します。

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9月に入ってようやく中学受験に向けた説明会が各学校で始まりました。今年は学校見学会や文化祭などが軒並み中止でしたので、気を揉まれた方は多かったと思います。まだ受験動向が読めないところはありますが、私立中学入試は我が子にふさわしい学習環境を与えたいという親の思いだけでなく、公立中の現状への不安や不信も手伝い、受験者数が増えた昨年並みか、それ以上の人気になる可能性があります。

この時期から受験生の模試機会はグッと増えます。受験機会の少ない受験生は、塾外生でも受験できる模試がありますので、積極的に模試の受験機会を増やしてください。なぜなら、試験回数を増やすことで我が子の学力状況が正確に分析できるだけでなく、弱点分野を再チェックする機会を与えてくれたり、時間内に答案を仕上げる実戦練習にもなります。でも、これらのチェックが一回きりだと、再び同様の問題に出会っても解答できる可能性は低いでしょう。そこで必要なのは継続・反復のリピート学習です。

継続・反復のリピート学習が定着することは目標達成に大きく近づくことになります。しかし、これを小中学生に力説したところで、なかなか分かってもらえないのが現状です。習った直後は解けた問題も、数日後あっさり解き方を忘れ、テストでは毎回同じような得点を取ってきます。我が子のそうした状況に嘆かれている親御さんは少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

勉強がゲームと同じく上達ぶりが分かりやすいものなら、受験について親御さんの悩みの大半は消失するかもしれません。でも、実際の勉強は数日頑張っても上達ぶりが分かりにくく、そのうち見るだけで気が重くなり、気づけばもう何日も取り組んでいない・・。皆さんの子ども時代を振り返られて同様の経験はなかったでしょうか?

要は毎日地道にコツコツ続けられるかどうかなのですが、では、その続けられる・続けられないの境界は一体何なのでしょうか?

私自身、継続・反復については特に苦手でないタイプだと思っています。では、どうして続けられる(られた)のかを自問自答してみると、その答えは「オリジナルルールを決める」「小さな楽しみを見つける」「始めてからの達成度を視覚化する」「毎日決まった時間に取り組む」でしょうか。続けるにはそれなりの工夫が必要で、毎回取り組んでいることを客観的に評価していくことが大切なのかもしれません。

子どもに受験勉強の継続・反復を促すため、親御さんの中には「ニンジン作戦」を取られる方がいます。しかし、この方法は大きな危険が潜んでいると私は考えています。

「ニンジン作戦」は親から示された目標を達成することで褒美を獲得できるため、結果を絶対重視する思考が強化されます。結果を重視するあまり「目的達成のためなら手段を選ばない」といった思考を植え付けかねません。そこには学びにおいて、立ち止まって寄り道を楽しむ余裕すらないでしょうし、そんな知識は1点にもならないと見向きすらしないのかもしれません。

結果優先の取り組みが時には功を奏すこともあるでしょう。しかし、学ぶのに大切な「あそび」を断つことで、勉強はもはや目的達成の道具と化します。また、結果を優先する習慣がつくと、勝ち負けや優劣で物事を判断するクセがついてしまいます。そこには、自分より成績の劣っている者たちを侮蔑、嘲笑する人間になる余地を残す恐れがあります。

結果や効率を重視し、勉強がよくできた人の中には、勝ち負けや優劣で物事を判断する人が時々います。自身の学歴の高さを誇示する一方、出身高校や出身大学の偏差値が低い人に対して、過剰な偏見を持っていたりします。また、世間一般的な催事であっても非効率的だと感じれば一切関わらない傾向もあります。つまり、結果重視で効率を求める者は周囲に合わせて円滑に物事を進める意識が低く、常に自分がどうあるべきかを考える傾向が強いため、側から見ると冷淡で人情味を持たない人間に映るでしょう。

「ニンジン作戦」は褒美次第で有効な手段となり得るものですが、適切な褒美を見極める目が親御さんに備わっていないと、結果が全てであるような主観的で冷淡な人間を作り出す危険があります。

学びにおいて、非効率で無意味だと思われることや、面倒くさく煩わしいものと思えるものの中に、学びやこれからの人生において大切な要素が潜んでいると私は考えています。それは忍耐力や協調性、そして自分をその場に合わせる柔軟性だったり、学びは大人になってから要求される要素を多分に含んでいるのです。



短い夏休みが終わり、今週から多くの学校で授業が再開されました。

依然として続く猛暑下の登下校は、体力のない子どもにとって厳しいものでしょう。また、ほとんどの教室でエアコンが設置されているとはいえ、クラスター予防措置として、窓やドアの一部開放を実施しながらの授業なので、教室内は涼しいと感じられない場合が多いようです。特に体育や音楽は本来の取り組みができず、指導される先生方も大変ではないかと思います。

夏場に体の不調を訴えるのは熱中症だけでなく、エアコンの効いた涼しい場所と猛暑の外気を行き来することで発生する、いわゆる「夏バテ」があります。人間は外気に合わせて身体の機能を調整するのですが、夏場は知らないうちにその機能を使い過ぎることで、やがて身体の不調やダルさを感じるようになります。もちろん、子どももその例外ではありません。

中学受験生・高校受験生ともなれば、多くの生徒が学校と塾のダブル通学となりますから、夏バテする可能性はさらに高まります。

熱中症や夏バテにかからないよう、食事での栄養バランスを考えたり、外出時の行動について注意したり、家庭内ではなるべく寒暖差の少ない環境で子どもを過ごさせるなど、親御さんのできるサポートは勉強面以外にも数多くあります。

こうした受験勉強の下支えとなるサポートがあれば、子どもはより集中して目の前の勉強に取り組むことができ、夏場の学習が今後の飛躍への礎となってくれることでしょう。


今年は短期間の夏休みというのもあってか、例年以上の忙しさにかまけてブログ更新が滞りがちでした。あれこれ書きたいことはあったのですが、いざ書き始めると眠気…を繰り返し、気がつけばあっという間に8月。本来なら夏休み真っ盛りですが、今年に限っては全くそんな気がしません。

ブログを楽しみにされている方のため、なるべく時間を見つけて更新を小まめにするつもりでおりますので、今後も変わらず当ブログをご贔屓ください。

ブログはこんな調子ですが、日々の授業においてはどんな状況であろうと、全てにおいておごったり侮ってはなりません。常に子ども目線に立ち、「初心、忘るべからす」の精神で取り組む気持ちでおります。


「上ばかり見ていると足元が疎かになる」
「遠くに跳びたければ足元を固めよう」

どちらも現状認識の大切さを説く"格言"的な言葉です。これを勉強で例えると、その「足元」は学習面全般における基礎にあたるでしょうか。

では、いったい、その基礎とは何なのか?

やさしい問題が解ける、公式を覚えておく、必要事項を小まめに暗記する…他にもいくつか思い浮かぶかもしれません。しかし、私の考える基礎とは、そうした手法・テクニックの類いを指すのではなく、学力に見合ったものを効率的に勉強する。さらに、継続性を持たせる工夫を凝らすが大切だと感じています。

計算もままならない状態で難しい文章題にチャレンジしても、ほぼ正答には辿り着けないでしょう。ひょっとしたら灯台下暗しで、問題文そのものが正確に読みとれていない可能性すらあります。問われていることを勝手に解釈していては、安定した得点は望めないでしょう。学力に釣り合わない難問に取り組んだり、学習状況に問題を解いたところで、いったいどれだけ学習効果を得られるのでしょうか。

他では、学校でも塾でも授業が進むにつれて、以前に学んだ知識がひょいと顔を覗かせることがあります。例えば「この文章題、似たようなのをどこかで見たことあるなぁ」と頭の中にある古い引き出しを開けていくと、例えば「つるかめ算」や「倍数算」にたどり着いたりするかもしれません。そうした発見は、これまで学習してきた「点と点」がつながる瞬間であり、以前に学習したものと並べて比較することで多角的の思考が養われます。

そういった姿勢で勉強に取り組み、ものごとを多角的・複眼的に見る習慣が身につけば、獲得した知識を柔軟に使いこなすことができるでしょう。

いよいよ中学受験「前半の山場」と言える夏休みがやってきます。

今年は新型コロナウイルスの影響によって夏休み期間が大幅に短縮されるため、学習塾の夏期講習は大半が例年と異なるスケジュールで進められるようです。これらのシワ寄せは家庭学習に集まってきます。つまり、家庭学習の負担が例年以上に大きくなるわけであり、綿密なスケジュール管理を立てて膨大な宿題量を順調に消化していくことがカギとなります。

家庭学習のスケジュールを塾はフォローしてくれませんし、もちろん子ども任せにもできません。親御さん各自がお子様の限られた学習時間を詰め込む形でスケジュールを練っていかなければなりません。子どもの家庭学習の状況をよく観察しておかないと、せっかく立てたスケジュールはすぐに破綻します。

ご家庭によっては様々な理由のため、自宅では勉強に集中できないというお子様もいるでしょう。私はそうしたお子様と親御さんの間に入り、お子様への学習指導とともに、親御さんにはお子様の家庭学習を円滑に進めてもらうための指導、アドバイスをおこなっています。通常授業に関しましては既に生徒数が一杯で、新規の通常授業はお断りしております。その代わりに夏休み期間(7/20〜8/31)限定の学習指導は週1回授業のみ検討可能です。

授業に関するご相談・指導希望につきまして下記リンクからお願いします。
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(ご注意)メールフォームにつながらない場合はブログ内メッセージボードから「お名前、メールアドレス、お子様の学年、ご相談内容」をご記入の上、ご連絡をお願いします。


学校が再開されて1か月が過ぎ、お子様の学校生活はいくらか制限がある中でも普段通りの状況に近づきつつあるところでしょう。7月に入って私立中の学校説明会が開催されるようになり、学校側もいよいよ中学入試向けて始動開始という感じです。

播磨地域の中学受験におきましては、2021年度入試から姫路女学院中学が新設校として生徒募集を開始します。同校は兵庫県播磨高校が昨年「姫路女学院高等学校」に改称。そして来年度から中学校が新たに創設されます。入試項目には国数理3科目以外に、姫路周辺の私立中では初の「英語1教科入試」が導入される予定です。

姫路女学院のホームページはこちらのページから。


間もなくですが7月19日(日)に播磨リビング新聞社主催による私立校合同の入試相談会(予約不要)が加古川で実施される予定です。白陵、淳心学院、賢明女子、東洋大姫路、岡山白陵、姫路女学院、岡山白陵と姫路周辺の私立中学が一堂に顔をそろえます。学校担当者に直接質問できる数少ない機会ですので、当日お時間ある方は是非とも参加をご検討ください。

2020719

⭐︎前進

6月に入ってようやく学校が再開しました。集団感染を警戒しながらのスタートですが、元通りの生活に向けて大きく前進したことで、お子様のみならず親御さんもホッと胸をなで下ろされていることと思います。

しかし、この休暇中にお子様の学習リズムが崩れたり、集中力が以前のように続かなくなったりと、お家で過ごす時間があまりに長かったため、ご心配される出来事がいくつかあったでしょう。

そうした問題の多くは学校再開で徐々に解決すると思われますが、お子様が受験生の場合、受験までの残り期間を考えれば、あまり気長に待てないのが正直なところかもしれません。

中学受験まで残り7カ月。例年とは違う夏休みをどう乗り切るかが大事になってきます。


⭐︎今夏

学習塾の夏期講習は中学受験の大きな山場の一つであり、時間をタップリ使って復習できる最後の時間といってよいでしょう。

本来、夏期講習はあらかじめ日程が決まっているのですが、今年は各市町の夏休み期間(7/21〜8/31)における学校スケジュールがそれぞれ異なるため、夕方以降に授業を実施する場合、臨時教室の確保など塾側にも対応策が迫られる可能性があります。

今年の場合は、より長く家庭学習ができる土曜日、日曜日の取り組み次第で、今後の成績変動に大きく反映していくはずです。もちろん、学校がある平日でも毎日1〜2時間でも決まった勉強を習慣づけていくことは、学力向上の大きな後押しとなってくれるでしょう。


⭐︎意識改革

子どもの中学受験のために、このブログをご覧になられている方は、子どもの受験勉強に大変関心の高い方であり、一方で子どもの勉強について、少なからず不安を感じていらっしゃる方でもあるかと考えています。そうした不安をなるべく拭い去ってもらうため、私の授業では毎回、どの親御さんとも授業後には必ず懇談を重ねています。

特に受験生の親御さんとはできるだけ長い時間をかけて話し合うようにしています。

親御さんの取り組みが変わらないと、子どもも変わらないと私は信じておりますので、第一志望校合格に近づけていくために、親御さんの意識改革を促していくことは、授業と同等に重要な時間となります。


⭐︎理想像

親御さんの意識改革を進めていく中で、目の前に大きく立ちはだかるのが、親御さんの考える「受験生としての理想像」です。

わが子がその理想像から遠い状況にあると、親御さんは「不安」に襲われ、その影響は子どもに及ぶことになります。

不安なので子どもがすること一つ一つにチェックが入る。そして、出来てないところを見つけては叱る。親御さんは子どものマイナス面ばかりに目がいくようになり、一方で子どもは家庭が息の詰まる場所となります。お互いがそのような状況だと、家庭学習を充実させたり楽しむなんて出来るはずもありません。


⭐︎解決策

理想像に子どもを近づけようとすること自体は悪くないのですが、その手法が一方的かつ強引であるが故に、かえって子どもを苦しめていることに気づくべきです。

子どものありのままの姿を受け入れること。

子どもの話によく耳を傾け、理解する姿勢を親が示すこと。

上記2点を心がけて、普段から子ども目線で接していくことが大切だと考えています。


⭐︎反抗

子どもを親の理想枠に当てはめようとすると、その多くは子どもの反抗に遭うでしょう。

子どもの反応は様々で、親に対して直接的に現れたり、日常生活の変化に現れたり、心の中で密かに進行したりと、子どもの性格や親子関係によりますが、これまでになかった反抗的な一面がチラッと顔を覗かすようになります。

それでも子どもの反抗を力づくで押さえ込んだり、その機会すら与えない親子関係であれば、反抗の「マグマ」は子どもの心の中で蓄積されることになります。更にその関係性が続けば、特に中学入学後にある日突然、子どもが暴走することになります。

正確には子どもが突然に変わったのでなく、それまでの小さな反抗に、親が寄り添えなかったための結果なのです。

わが子は大人しく、親が希望することに対して一切反抗しない、といって安心していてもいけません。

というのも、子ども自らが親の希望を望んでいるとは限らないからです。ここでもやはり、子どもの話によく耳を傾け、理解する姿勢を親が示すことが、何より大切であることを改めて申し上げておきます。


普段から子どもとコミュニケーションをしっかり取っていくことが、問題を深刻化させない唯一の方法だと思います。そのためには勉強以外の会話も必要で、家族共通の話題や趣味が一つでも多ければ良いでしょう。





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