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2018年も残りわずか、本年最後の更新となります。

中学受験は岡山県内の私立入試が始まり、1月19日の統一日に向かって大詰めというところまで来ました。これまで重ねてきた努力がいよいよ試される瞬間であり、受験生にも徐々に緊張感が増してきていると思います。受験生に対しては1つ1つ問題を噛みしめるように理解していく気持ちで取り組み、「全ての問題を納得して理解できれば合格できるんだ」くらいの意気込みで自分の可能性を信じて頑張ってもらいたいです。

その中学受験が終われば、息つく暇もなく来年の中学受験に向けて、各大手塾では新学年の授業が開始されます。今の5年生はいよいよ受験生として1年間勉強と向き合うことになるわけです。

5年生の段階で、すでに科目ごとの成績に大きな開きがあるお子様の場合、苦手科目の成績を上げていくために毎週新しいことを習いながら、苦手科目にも同時並行で取り組んでいく必要があります。普段の授業では実に多くのことを習って帰ってきます。成績の良い科目の内容理解が十分にできていれば、苦手科目の復習に多少なりとも時間が回せるでしょう。しかし、授業が分からず帰ってきた時は、素早いフォローをしないと、古傷の修復をしている間に別なところで新たな傷が生まれ、それがどんどん大きくなる可能性があるわけです。勉強は全体的なバランスを考えて進めていかなければ、やがて大きな落とし穴に陥ると考えています。

最も現実的な方法としては、空いた時間を見つけて地道に復習していくことであり、結果が出てくるまで3ヶ月〜半年という長い期間がかかることが多いです。今習っていることを後回しにしてしまうと、それはすぐに成績面で悪影響が出ますので、長期休暇の時にまとめて復習しようなどと計画していても、結局は時間的な余裕がないために大した復習もできず、不安を抱えたままの状況が続くことになります。やはり、弱点科目の克服には長期間コツコツと続けられる忍耐力が必要になってきます。中学受験期で授業がしばらく停滞するこの冬休みは、4、5年生にとって復習に多くの時間が充てられる数少ない時期だと言えます。

一方、中学生は期末考査の成績が返却され、前回成績と比較して一喜一憂していることでしょう。定期考査は学年順位や各科目の偏差値といった「数値」を伴う成績として返却されます。それは受験のように合格か不合格かといった基準で線を引かれることはなく、集団における位置付けがハッキリと数値で示されます。

中学生になると子どもは自分の気持ちを大切にしますし、成長期を迎えて十分睡眠をとっていても眠くなることがあるでしょう。親御さんが繰り返し生活習慣や勉強方法について注意しても聞く耳を持ってくれず、子どもの自分勝手な対応に親御さんのほうが思い悩む状況が増えるのかもしれません。中学生の場合は自身の心の中に潜む甘い誘惑に打ち勝つだけの強い意志と覚悟がなければ、頑張りますという「掛け声」だけで終わる可能性が出てきます。


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来たる2019年もマイペースにブログ更新していきますので、気長にお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


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